総裁記者会見(2011年3月18日)要旨
Original in Japanese
Full text
§1Masaaki Shirakawa
G7電話会議での模様については、ただ今大臣がおっしゃったとおりです。日本銀行は、為替市場におけるG7各国との協調行動が、為替相場の安定的な形成に寄与することを強く期待しています。日本銀行としては、強力な金融緩和を推進するとともに、金融市場の安定を確保するため、今後とも、潤沢な資金供給を行っていく方針です。会合の席では、私から、金融市場・金融システムの動向についてお話ししました。日本の決済システムは震災後の様々な困難にもかかわらず、正常な運行を継続しています。金融市場においても、取引は円滑に行われています。金融機関についても、株価の下落にもかかわらず、自己資本比率の状況などからみて、健全性を維持しています。短期金融市場では、金融機関の予備的な資金需要が高まりましたが、日本銀行が連日未曾有の資金供給を行っていることもあり、落着きを取り戻しつつあります。また、私から、先般の金融政策の決定、すなわち資産の買入れを倍増し、その増額した5兆円はリスク性資産を中心に買い入れることを改めて説明しました。以上