総裁記者会見(2012年5月3日)要旨
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§1Masaaki Shirakawa
ASEAN+3 の会議では、昨年まで、中央銀行からは代理レベルが参加していましたが、今回から財務大臣と中央銀行総裁が一堂に会して議論することになりました。また、この会議に先立って開催された日中韓の財務大臣・中央銀行総裁会議にも参加しました。メンバー国の中央銀行総裁が加わることによって、域内の金融経済情勢や域内金融協力に関わる問題などをより包括的に議論できるようになったように思います。特に、ASEAN+3 メンバー国間では、独立したサーベイランス機関、いわゆるAMRO(ASEAN+3 マクロ経済リサーチ・オフィス)を設立したように、域内金融経済の動向を的確に把握、分析することの重要性を強く認識しており、大臣や総裁が意見交換できるこうした機会は大変有益だと思いました。実際、今回初めて会議に参加し、わが国と関係の深いメンバー国の金融経済情勢などについて幅広くかつ率直な意見交換ができたことは、有意義な成果であったと思います。私からは、一連の会議において、わが国の金融経済情勢や金融政策関連の取組みについて説明しました。また、グローバルおよび域内の連関が強まっている中で、アジア諸国の関係当局が継続的に対話を続けて、域内の金融経済の安定を図ることの重要性を指摘しました。今後とも、こうした機会を通じて、アジア諸国の関係強化が図られ、地域の安定につながることを期待したいと思います。
§2Question
今日は初めて中銀総裁が参加しての会議だったということで、為替についての話が議題に上ることはあったのでしょうか。
§3Masaaki Shirakawa
そうした話はありませんでした。
§4Question
金融政策関連についてご説明されたとのことですが、どういうお話をされたのか、もう少し具体的に伺えますか。
§5Masaaki Shirakawa
日本銀行が2月以降に採ってきた金融政策について説明を行いました。内容自体については、これまで記者会見の場等で申し上げてきたもので、特に新しいことを申し上げたわけではありません。あらためて日本銀行が取組んでいる金融政策を説明したということです。以上