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日本銀行公表資料2026年6月16日

長期国債の買入れ計画について

全文

§1

1 2026年6月16日日本銀行長期国債の買入れ計画について日本銀行は、本日開催された政策委員会・金融政策決定会合において、国債市場の動向や機能度を点検したうえで、今後の国債買入れのあり方について検討した。長期金利は金融市場において形成されることが基本であり、日本銀行による長期国債の買入れは、国債市場の安定に配慮するための柔軟性を確保しつつ、予見可能な形で行っていくことが適切である。こうした考え方のもと、市場機能の改善や市場の安定確保といった観点から、長期国債の買入れについて、以下のとおり運営することを決定した(賛成7反対1)(注)。1.月間の長期国債の買入れ予定額を、 2027年1~3月までは原則として毎四半期2,000 億円程度ずつ減額し、2027年4月以降は月間2兆円程度の買入れを行う(詳細は、別紙)。2.長期金利が急激に上昇する場合には、毎月の買入れ予定額にかかわらず、機動的に、買入れ額の増額や指値オペ、共通担保資金供給オペなどを実施する。3.今後、長期国債の買入れ計画の中間評価は実施しないが、国債買入れの基本的な考え方や国債市場の動向等を踏まえ、必要な場合には、金融政策決定会合において、買入れのペースを見直すこともありうる。以上

§2

(注)賛成:氷見野委員、内田委員、中川委員、高田委員、小枝委員、増委員、浅田委員。反対:田村委員。欠席:植田委員。田村委員は、長期金利の形成は市場と市場参加者に委ねるべきであるとして、2028年1~3月まで月間の買入れ予定額を原則として毎四半期2,000 億円程度ずつ減額する議案を提出し、反対多数で否決された。 2 (別紙) 月間の長期国債の買入れ予定額 月間の長期国債の買入れ予定額2026年4~6月2.7 兆円程度2026年7~9月2.5 兆円程度2026年10~12月2.3 兆円程度2027年1~3月2.1 兆円程度2027年4月以降 2兆円程度(注)残存期間別等の1回当たりのオファー金額や日程等の予定については、従来同様、「長期国債買入れ(利回り・価格入札方式)の四半期予定」で公表する。 (参考)日本銀行の国債保有残高の見通し 国債保有残高2024年6月末比(減額前比の減少率)2027年3月末 480 兆円程度 ▲17%程度2028年3月末 430~440 兆円程度 ▲24~25%程度2029年3月末 390~400 兆円程度 ▲31~32%程度2030年3月末 350~370 兆円程度 ▲36~39%程度(注1)仮に月間2兆円程度の買入れを維持した場合の試算値。額面ベース。(注2)残存期間別等の買入れ額の構成比率については、現状と概ね同程度になると仮定。